毎年、9月下旬から10月20日頃くらいにかけて具定展望台において「タカのわたり」が観察できます。
ツバメと同様、タカは春に東南アジアから日本の本州中部以北に、秋のこの時期に日本から東南アジアに渡る渡り鳥です。
具定展望台はその「わたり」のコースとなっており、サシバ・ハチクマ・ノスリ・ツミ・ハイタカなどの種類のタカを見ることができます。
また、2023年9月26日には2,000羽を超えるタカが飛来し、多くのタカが上昇気流に乗って円を描きながら高度を上げていく「タカ柱」も見られました。
今年は気温が高く、「わたり」が少し遅れぎみのようで、10月末頃まで観察することができるかもしれません。
地元野鳥の会のメンバーをはじめ、遠くは愛知県や広島県からも訪れるほど有名な観察地点となっております。
野鳥の会メンバーからも興味深い話を聞くこともできるかも。ぜひ具定展望台にお立ち寄りください。また、翠波峰においても観察することができます。

サシバ

ノスリ